【産婦人科で働く看護師について】産婦人科で働く看護師のメリット・デメリットとは

産婦人科で働く看護師のメリット・デメリットとは

産婦人科では、やりがい感じられるのと同時に重圧を感じられる方も中には、いらっしゃるのではないでしょうか。今回は、産婦人科で働く看護師のメリット・デメリットについて考えます。

産婦人科で働く看護師のメリット

◇生命の誕生に関われるお仕事
産婦人科での一番の魅力は、生命の始まり、命の誕生の瞬間に立ち会えることではないでしょうか。また同じ女性として妊婦や患者に寄り添い、安心感を与える存在になれることもやりがいにきっと繋がります。

◇妊娠や出産に関する知識を得ることができる
産婦人科で働く看護師は原則女性の為、自分自身が妊娠や出産に関する知識や経験を得ることができるというメリットもございます。その他の婦人科手術や癌、更年期障害などについても専門的な知識を習得することもできます。

◇キャリアップにも繋がる
産婦人科は専門分野ではありますが、実は、産婦人科の知識は、新生児から成人まで看護領域が含まれており、急性期から慢性期。新生児から成人など幅広い知識習得が可能です。また主な就業先として総合病院・NICU・小児科クリニック・産科クリニック・レディースクリニックなど産婦人科領域での活躍先も豊富にございます。さらに助産師としての資格を取得すれば、業務の幅が広がりキャリアアップにも繋がります。資格を保有していると自分で助産院を開くことも実現可能です。

産婦人科で働く看護師のデメリット

◇きめ細やかな配慮が求められる
流産や死産、理由があって生むことが出来ないなど悲しい状況や、ホルモンバランスの変化による出産の不安・中絶や不妊等デリケートな悩みや、莫大な労力と金銭面で余裕がなくなり精神的に不安定になっている方も少なくありません。このような患者の精神面のサポートを行うことも産婦人科看護師の役割となります。実際に患者対応の難しさや気持ちのリセットに悩む看護師も多いようです。

◇症例の幅が比較的狭め
産婦人科は専門的な知識や経験を学ぶことができても、患者層は女性や妊婦など対象となる患者が限られているため、診察科目が多い病院と比べると、どうしても対象症例が比較的少ないのも特徴となります。また産婦人科での助産師は看護のスキルに加えて出産に関する専門知識・技術を有している為、正常分娩に限り医師の指示なく助産行為が可能です。一方、看護師の業務はあくまで傷病者の治療や診療の補助、入院生活のサポートのみとなり、その点で少し臨床技術含め物足りなさを感じる場合もあります。

◇残業が発生する場合がある。
残業が多い診療科目には、産婦人は挙げられます。、産婦人科では出産予定が計画的に進むとは限らない為、勤務時間内に業務を終えられない日もございます。

まとめ

今回は産婦人科で働く看護師のメリット・デメリットについてご説明をさせて頂きました。産婦人科は、生命の誕生をやりがいに感じられる方もいらっしゃいますが、精神的なフォローや女性目線に立った寄り添う看護ケアやコミュニケーションスキルも特に求められることから、「女性の力になりたい」という思いが強い方が産婦人科には向いているのかもしれません。

高知県に特化した『メディカルサポート』は県内で産婦人科に特化した求人をご用意しております。
もし転職や就職希望の看護師の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問合せ下さい。