【産婦人科で働く看護師について】産婦人科で働く看護師が役立つ資格

産婦人科で働く看護師が役立つ資格

産婦人科で働くにあたっては、特別な資格は必要ありません。
ただ専門分野のスキルを向上させる為、資格取得を目指されることも良いでしょう。

今回はそんな産婦人科で役立つ資格についてご紹介をさせて頂きます。

生殖看護認定看護師

生殖看護認定看護師とは、不妊症にあるカップルを支援していくことを専門とする看護師の認定資格です。2020年以前までは不妊症看護師という名称でした。不妊治療はほかの治療と異なり、金銭面・年齢・仕事との両立など様々な問題に直面し、寄り添った看護を提供支援します。

乳がん看護認定看護師

乳がん看護を専門に担う看護師を「乳がん看護認定看護師」と呼びます。乳がん看護認定看護師は、乳がんと診断された患者さんの⼼理的サポートや治療選択の⽀援、治療に伴う副作⽤や後遺症への対処⽅法の指導相談など、幅広い視点から患者さんをトータル的なサポートを行います。

母性看護専門看護師

母子が抱える看護問題に対応するスペシャリストが「母性看護専門看護師」となります。母性看護専門看護師の多くは、周産期母子医療センターや総合病院にて努めており、女性への健康援助・育児に関する不安等への心理的支援・出産後のサポートなど幅広く母子が抱える複雑な看護問題に対応する専門看護師となります。

■参考資料
公共社団法人日本看護協会　専門看護師

体外受精コーディネーター・不妊カウンセラー

≪体外受精コーディネーター≫
不妊治療において、特に体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を受けられる人々に対して、ARTに関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。

≪不妊カウンセラー≫
不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行うカウンセラーです。

■参考資料
特定非営利活動法人日本不妊カウンセリング学会

マタニティピクス認定インストラクター

マタニティビクスとはマタニティとエアロビクスが組み合わさった造語で、妊婦でも安心して楽しめるトータルフィットネスです。主に、エアロビクス運動、マタニティスロートレーニング、ストレッチ、エクササイズ、リラクゼーションなどを教えることができる資格です。資格は一般社団法人日本マタニティフィットネス協会が認定しています。

■参考資料
JMFA - 一般社団法人日本マタニティフィットネス協会

新生児蘇生法（NCPR）インストラクター

新生児蘇生法インストラクターは、新生児蘇生法（NCPR）に関する指導者に与えられる資格です。新生児の蘇生に関する技術や理論などを講習会で指導することが出来るようになります。

■参考資料 - NCPR制度の概要
新生児蘇生法普及事業

まとめ

産婦人科で現在お勤め中の看護師の方でさらなる専門領域の能力底上げを目指される方は、上記の資格取得を目指すと良いでしょう。資格を取得すると、各分野の専門的な知識や技術を身に付けられます。認定看護師や専門看護師などハードルが高い資格～比較的取得しやすい資格まで様々ございますので、ご自身にあった資格をお探しください。

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