【美容クリニックで働く看護師について】美容クリニックで働く看護師の主な仕事・求人とは

大きく分類すると「美容皮膚科」と「美容整形外科」の二つに大別されます。

美容クリニックの特徴と具体的な仕事内容をご紹介します。

美容医療を専門に扱う医療機関を「美容クリニック」といいます。整形手術やレーザー脱毛といった美容医療を専門とする医療機関のことです。

美容クリニックで行う医療脱毛は医療行為となるため、准看護師をはじめ資格を持たないエステサロンや脱毛サロンなどのスタッフは施術を行うことができず、国家資格を有する医師または看護師のみが行えます。エステサロンでの脱毛については絶対的に必要な資格はありません。

美容外科は、美容整形外科とも呼ばれ、その名の通り外科的治療がメインのクリニックになっています。美容外科で働く看護師には、一般の医療機関に近い看護処置の技術も求められます。

数多くありますが、例えば以下のようなものがあります。
◆二重術・目もとの美容整形
◆鼻・フェイスラインの美容整形
◆豊胸手術（バストアップ）
◆脂肪吸引
◆プチ整形など

日本美容外科学会

◆医師の診察サポート
美容外科で働く看護師は、医師の診察時に、患者の体の向きを変えたり、医師が必要とする器具を渡したりして、診察がスムーズに進むようサポートをします。

◆手術の介助業務
美容外科で行う手術はプチ整形から、脂肪吸引などの全身麻酔で行う大がかりなものまであります。
外科的手術の介助業務が中心となるため、手術の介助経験（準備から執刀医のサポート、術後管理）があれば生かすことができます。また、注射、点滴、採血のスキルは必要になってきます。

◆カウンセリング
クリニックを利用するお客様へのカウンセリングも業務の一部です。どのような悩みを抱えているか、どう改善していきたいか等を中心に要望の聞き取り、お客様の不安な気持ちに寄り添うと同時に、医療従事者としての知識や技術が要求されることは間違いありません。
施術後にはダウンタイムがあるケースが多いため、その間にもトラブルが起こっていないか注意しつつ、サービス業としての高い接遇スキルが求められます。

美容外科での患者の希望は外見を整えることであるため、患者自身が納得いく診療ができるように、医師と患者の橋渡し的存在になる必要があります。

美容皮膚科は、基本的には皮膚に関する事を行うクリニックです。
光の照射や点滴・注射、薬の外用・内服などあくまで切らない治療が中心で看護師が施術を行います。

◆患者様への施術治療内容の説明・指導
◆問診・採血・注射・点滴業務・診療補助・診療準備
◆レーザー治療・美肌治療施術・補助全般
◆サプリメントによる処方

美容外科の看護師の仕事は少し特殊で、ご自身の美容に対する高い意識も大切です。看護というよりも、接客業の要素が強くなるので、転職の際にはその点も考慮して美容外科で働くかどうかを決めるようにしたほうが良いと思います。

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