高知|株式会社メディカルサポート|会社ロゴ
 088-802-6911
(受付時間:平日 9:00~18:00)
キープ
電話受付
メニュー
 

 

COLUMN
コラム

【看護師のよくあるご質問Q&A】保育園に看護師は必須なの?

保育園に看護師は必須なの?

近年、内閣府では保育の質の向上を目指し、保育園での看護師さんの配置を促進しています。
求人も増加していることから、勤務を考えている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな保育園の看護師配置やその必要性について説明していきます。
保育園に看護師は必須なの?

保育園における看護師の配置は義務?

厚生労働省が看護師の設置を義務付けているのは、私立保育園となります。
一方、公立保育園の場合は、各自治体が「配置に対して努力する」に留まっているのが現状です。
保育園で働く看護師の給与は各自治体が負担するため、予算問題など自治体によってその配置状況は様々なようです。

働き方にも関わる配置基準について知ろう

国が定めた保育士の配置基準は下記の通りです。

<国が定める配置基準>
0歳児 子ども3人に対し保育士1人
1~2歳児 子ども6人に対し保育士1人
3歳児 子ども20人に対し保育士1人
4~5歳児 子ども30人に対し保育士1人
※国の定めた配置基準と自治体の定めた配置基準は異なる場合があります。

上記の他、1人以上子どもを預かっている場合は、常時2人以上の保育士を配置することも義務づけられています。
働き方にも関わる配置基準について知ろう

看護師・保健師・准看護師を保育士としてカウント

そんな中で、医療に従事する看護師、保健師、准看護師を保育士とみなす特例が設けられております。
これは乳児を4人以上保育する施設が対象で、園内で1人に限り看護師や准看護師が職員として
保育園で働くことができるようになっています。

病気の子どもの看護をする看護師等も保育に携わっているという点では、保育士の設置基準を満たしつつ、医療の知識を持った人材を配置できるということもあり、ニーズは高いものと言えるでしょう。

尚、2015年4月1日からは准看護師も対象となっております。
看護師・保健師・准看護師を保育士としてカウント

園内看護師がいると、保育の質も高まる!

ある研究結果でも人手不足は「保育の質」を低下させる原因になると考えています。
子どもたちの健全な育成を支えるために、感染症対策やケガへの対応などは保育園の大切な業務のひとつとなり、その際、医学的な知識や技術をもつ看護師さんが配置されていることで、園児や保護者・職員も安心して園生活を送ることができるにちがいありません。
園内看護師がいると、保育の質も高まる!

まとめ

看護師だけでなく保育士としても働くことができる点と保育の質向上に貢献できる点は、保育園看護師の大きなメリットです。
保育園の看護師は各園0名~1名ほどと募集枠が少なく競争率が高くなるため、気になる求人があれば早めに応募しましょう。

「保育園で働いてみたいけど、給与はあまり下げたくない」といったお悩み相談も全然OKです!
子どもたちの成長を見守りながら、専門的な医療の知識を活かして働くことができるお仕事にご興味がある方は求人をチェックしてみてください。
まとめ
「メディカルサポート」では高知県内であなたのお仕事探しをキャリアコンサルタントは全力でサポート致します。

■高知県内の保育園一覧情報
「高知県就学前の保育・教育サポートネット とさすく」

■参考資料:厚生労働省
「保育所等における准看護師の配置に係る特例について」
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第(三十三条)」
「保育の担い手となれる看護師の対象拡大により」