【看護師の転職に役立つ情報をお届け】働きたくても働けない？＠潜在看護師について

働きたくても働けない？＠潜在看護師について

看護師さんは基本9割ほど女性が非常に多い職業となります。
ただ業界的にも、仕事に戻りたいのに子育てなどの関係でなかなか戻ることのできない潜在看護師が増えているのが現状があります。
今回はそんな潜在看護師さんがなぜ多いのかについてご説明していきます。

潜在看護師とは

潜在看護師とは、看護師免許を持っているのにも関わらず臨床の現場で働いていない看護師のことです。
現在の潜在看護師の人数は全国に約71万人もいることが厚生労働省の調査で分かっており、全国に看護師資格を持っている3分の1が資格を保有しているだけの看護師の方がいらっしゃいます。

潜在看護師になる理由

厚労省が看護職員の就業状況などの把握を目的に実施したアンケート調査では、看護師の退職理由の「1位出産・育児」「2位結婚」でした。
理由からも分かるように家庭のライフスタイルの変化によって、仕事と育児が両立できないとの理由で退職をし、結果看護職として復職が難しく潜在看護師となっているようです。
もう少し具体的に説明していきます。

潜在看護師が復帰できない理由

大阪の労働局が行った調査によると、具体的に復職したくてもできない理由として
「1位　夜勤ができない」
「2位　職場の受け入れ環境が不安」
が上位にきており、希望する勤務形態に合う就業先がない為、職につけない理由が分かりました。多くの看護師は、勤務する勤務形態や受け入れ環境が整うことができれば復職したいと思っております。その他、ブランク・技術面などの復帰への不安なども結果としてございました。

・家事・育児の事情からの復帰への悩み
・ブランク、技術面などの復帰への不安

そんな事情が垣間見える結果でした。

潜在看護師の皆様へ

潜在看護師というのは、看護師としての十分なスキルを持っていながら復職の場がないことも非常にもったいないことであり、高知県の自治体・医療介護事業所含め、全体でバックアップしていくべき課題であります。

「今の状況では勤務することが難しい、、」「どうせ働く場所はない、、、」と悩んでいる看護師の方は、諦めず一度転職会社にご相談をしてみてはいかがでしょうか。

実際、常勤募集の求人でも、ご希望の就業形態で非常勤にて入職したママさんナースの方もいらっしゃいます。少しでも看護師のご希望の就業形態を提案できるよう当社キャリアコンサルタントがあなの条件に合うお仕事先を全力でお探し致しますので高知県の復職求人をお探しの場合は、お気軽に「メディカルサポート」までご連絡下さい。

＜参考資料＞
厚生労働省
看護職員の現状と推移　(平成26年12月1日)
看護職員就業状況等実態調査結果　（平成23年3月31日）
大阪労働局　潜在看護師に係る意識調査