【看護師の転職に役立つ情報をお届け】ICU・NICUで働く看護師に役立つ資格＊

ICU・NICUで働く看護師に役立つ資格＊

ICU・NICUなどの現場では、命の危機にある患者さんと向き合うため常に高いアセスメント能力と早い判断力を求められている現場となります。
そんな現場で働いている・これから働かれる看護師の皆様に向けて役立つ看護師資格をご紹介させて頂きます。

BLS(一次救命処置)

BLSは『心停止後の救命の基礎』です。心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置と呼ばれます。

資格取得により、心停止を認識し、迅速に救急対応システムへの出動を要請するとともに、質の高いCPR（気道確保・人工呼吸・心臓マッサージ）を自信をもって対応できる為の資格です。
資格取得に関しては、1日間（6時間程度）の受講を行い、受講料は約4万円となります。

＜参考資料＞
日本ACLS協会ガイド
BLSプロバイダーコース

ACLS(二次救命処置)

ACLSとは、Advanced Cardiovascular Life Supportの略称で『二次心肺蘇生法』のことで、一般的に「二次救命処置」とも呼ばれます。

基本のCPR（気道確保・人工呼吸・心臓マッサージ）と共に、気管挿管などの確実な気道確保と高濃度酸素投与、電気的除細動、静脈路確保と薬物投与を主体とした手技によりなされる高度な処置を身に着けることのできる資格です。
資格取得に関しては、2日間（16時間程度）の受講を行い、受講料は約4万円となります。

＜参考資料＞
日本ACLS協会ガイド
ACLSプロバイダーコース

PALS（小児二次救命処置)

PALSとは、Pediatric Advanced Life Support の略称で、小児二次救命処置法のことです。

心停止を未然に防ぐアセスメントから心停止後の二次救急処置を幅広くカバーする為の資格です。
資格取得に関しては、2日間（18時間程度）の受講を行い、受講料は約4.3万円となります。

＜参考資料＞
日本ACLS協会ガイド
PALSプロバイダーコース

ICU取得推奨資格

・クリティカルケア(認定看護師)
・急性・重症患者看護(専門看護師)

NICU取得推奨資格

・新生児集中ケア(認定看護師)
・助産師

まとめ

今回は、ICU・NICUなどの現場での役立つ資格をご紹介させて頂きました。

ACLS・BLS・PALS共に受講期間も1.2日程度。筆記試験で正解率が84％以下であれば、再試験が1回だけ許されており、比較的取得のためのハードルは低いようです。命の危機に直面する現場だからこそ、役に立つ資格ではございますので、目指してみても良いかもしれません。

高知県内で転職をお考えの方でICU・NICU看護師の専門性を極めたい、資格取得に条件の良い転職求人を探したいとお考えの方は、「メディカルサポート」までお気軽にご相談下さい。高知県内に多数の新着求人を確保しておりますので、あなたの理想の求人をキャリアコンサルタントがお探し致します。