【看護師の転職に役立つ情報をお届け】転職する際に確認するべき！労働条件について

看護師が働く医療の現場では、入職する前に聞いていた条件面と、
実際に入ってから条件面が違う退職理由が多くございます。

入職して条件が違うという理由で退職する看護師は非常に多く
看護師が転職をしようと思った時に、初めての転職ということもあり
何を確認しておけばいいか分からなくて、実際に入職して数ヶ月経ってから
「面接時に聞いていた給料と違う…！」ということで早期退職される場合もございます。

1位 勤務時間　24.6%
2位 給与 20.1％
3位 通勤時間 17.8％
4位 看護内容 17.7％
5位 休暇　　12.9％

そうならないためにも、転職時には上記の労働条件を事前にしっかりと確認しておきましょう。

分からない点、気になる点があったら、遠慮なく聞いてクリアにしていきましょう。
まず確認すべきは、「応募するときに見た求人情報や面接時に聞いた話と相違ないかという点です。
それ以外で後々トラブルになりがちな、注意すべきポイントをまとめましたのでご確認下さい。

看護師の仕事内容は働く施設の種類によっても変わりますし
実態の業務と異なることや想定している業務と違うという場合がございます。
ここでは施設の種類ごとに、仕事内容の特徴していたとしても
職場によって細かな点が違うこともございますので、内容について深く確認を行う必要がございます。

※よくあるケース※
「入居者の健康管理や服薬サポートが中心と想定していたが割合としては介護業務中心」に業務を行っている。

異動や転勤可能性があるポジションの場合、特に社会福祉法人では事業所が複数個所あり、場合によって別事業所にて就業してほしいという交渉や、病院であれば病棟配属で入職したが、外来配属の相談があったりなども可能性としてあります。事前に、配属先の移動の可能性や別事業所での勤務などの可能性があるのかといったことを確認しておきましょう。

月給制の場合なら月給の内訳の記載が労働条件書に明記されております。尚、賞与に関しては、その有無を記載することは義務付けられていますが、詳細まで書かれないケースもあります。入職日のタイミングによって冬のボーナスの支給がないなどもよく耳にします。どういった条件のときに賞与が支給されるのか、業績が加味されるのかなどをできる限り確認しましょう。

想定残業時間が書かれているケースもありますが、基本的には残業の有無のみなどが求人票には記載されております。どの程度残業が月見込まれているのか、時期によって違いはあるのかなど、目安を確認しておきましょう。また、一定時間の残業代が給与の中に「みなし残業代」として含まれている場合があります。想定残業時間と想定残業代はセットで正しく把握しておきましょう。

「週休2日制」と書かれていても、毎週2日の休みがあるというわけではありません。 月1回以上週2日の休みがあり、他の週は毎週1日の休みがあるのが「週休2日制」です。 その為、1日しか休みがない週があるケースもあります。一方、毎週2日の休みがあるのが「完全週休2日制」です。「完全週休2日制」も、毎週2日は休みがあるというだけであって、土日休みとは限りません。多くの医療機関では4週8休制となります。週に必ず2日の休みがあるわけではなく、4週間の中で8日の休みが不定期に組まれるものです。夜勤があるシフト制の医療機関で多く用いられます。事前に勤務シフトについても確認をしておきましょう。

尚、賃金交渉については細心の注意を払う必要がございます。
条件面、特に提示された給与額については、現状の職員賃金とのバランスや経験値など総合的に判断した結果となるため、
交渉するといっても「お給料をもう少し欲しいので上げてください」という訳にはいきません。
安易な交渉は、あなたの評価を下げるリスクもございますし、内定取り消しのリスクを負う可能性もございます。
賃金交渉については、営業担当に都度ご相談頂ければと思います。

以上の点を転職の際には求人内容の確認含め、ご確認頂き
転職後の入職にミスマッチにならないようにしていきましょう。