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【看護師の転職に役立つ情報をお届け】直営とフランチャイズ経営の違いとは

直営とフランチャイズ経営の違いとは

医療介護業界においてもフランチャイズ展開が盛んになっており、フランチャイズの事業所数も年々増加しています。特に介護業界においては、高齢化に伴い需要が拡大しており、ますますフランチャイズ展開が進んでいます。
今回はそんな、直営とフランチャイズ経営の違いについて解説していきます。
直営とフランチャイズ経営の違いとは

直営とフランチャイズの違い

直営とは、病院やクリニック、介護施設などをその企業自身が所有し、運営することを指します。つまり、経営権や利益を全て企業自身が持っている状態です。直営は、顧客に対してマニュアルに基づいた統一的なサービス提供がしやすいというメリットがあります。

一方、フランチャイズは、既に成功している企業がブランド力やノウハウを提供し、加盟店がそのブランド名の下で独立した事業を行うことです。医療介護業界でも、フランチャイズとして病院やクリニック、介護施設を運営する場合があります。フランチャイズ加盟者は、フランチャイズ本部からの支援を得ながら独立した事業を行うことができます。フランチャイズは、ブランド力を活かして新規顧客を獲得しやすいというメリットがあります。

直営とフランチャイズのメリット・デメリットとは

【直営のメリット】
- 自社の理念やビジョンに基づいた経営ができる
- 経営者が自由に施設の運営や改善を行える
- ブランドイメージを一元的に管理できる
- 従業員の採用や教育によって、経営者が自らのビジョンを実現するための力が強化される

【直営のデメリット】
- 資本投資が必要であるため、安定した財務体質を維持しなければならない
- 経営者自身が全ての責任を負うことになるため、経営者の能力やスキルが求められる
- 一つの店舗の販促活動、集客、運営などを一人で行う必要があるため、手間や時間がかかる
- 自社の専門知識やスキルが不足している場合、自社で解決することが困難である

【フランチャイズのメリット】
- 事業拡大が容易であるため、低コスト・リスクを抑えたフランチャイズ展開が可能
- 既存のフランチャイズ加盟店の成功例を基に、新規加盟者の受け皿となることができる
- フランチャイズ本部との共同運営によって、加盟店の経営力が向上する

【フランチャイズのデメリット】
- フランチャイズ本部の定めるルールやマニュアルに従う必要があるため、加盟店の自由度は制限される
- 加盟料やロイヤルティーなどの支払いが必要となるため、初期投資が必要になる
- 全国展開をしている場合、規模が大きくなりすぎた結果、一部の店舗が繁盛しても全体的に赤字になるリスクがある
- 加盟店の不祥事や問題が発生した場合、本部のブランドイメージに影響を与える可能性がある

このように、医療介護業界においても、直営とフランチャイズにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、適した運営方法を選ぶことが大切です。

医療介護業界での直営とフランチャイズの見分け方とは

1. ブランド名の表記方法
- 直営の場合、企業のブランド名が明確に表示されることが多い。
- フランチャイズは、チェーン店名が表示されることが多く、企業名は小さく記載されるケースがある。

2. 経営者の違い
- 直営は、経営者が自社である場合がほとんどである。
- フランチャイズは、個人事業者や企業が経営者となり、チェーン本部がサポートする形態が多い。

3. 経営主体の違い
- 直営は、経営を一元管理し、自社の方針に基づいて施設を運営する。
- フランチャイズは、各店舗が自律的に運営し、チェーン本部が定めたルールに従う形式が一般的である。

まとめ

いかがでしたでしょうか。直営とフランチャイズでの運営には様々なメリットデメリットがございます。
実際働く場所が、直営・フランチャイズどちらでも関係ないと思われている方は、待遇面や給与なども異なる場合が十分ありますので十分注意するようにしましょう。また事業所などによっても倒産している事業所なども非常に多くございますので
しっかり運営母体を把握しておくに越したことはないでしょう。
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