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【看護師の転職に役立つ情報をお届け】「定年を超えても働ける」再雇用制度とは

「定年を超えても働ける」再雇用制度とは

再雇用制度は、一度定年退職した人が再び同じ会社で働くことができる制度です。条件によっては定年退職後も再就職できる場合があり、現在の医療介護関連の人材不足な中ではその導入は非常に必要とされております。
今回は、「定年を超えても働ける」再雇用制度についてご説明をさせて頂きます。
「定年を超えても働ける」再雇用制度とは

再雇用制度とは

再雇用制度とは、65歳などの定年超えた社員が退職した後、その社員を再雇用する制度のことを指します。この制度は、人材の流出を防ぎ、企業が持つ経験や技術、ノウハウを継続的に受け継ぐことができるようにすることが目的とされています。再雇用される期間や条件、待遇などは企業によって異なります。

雇側によってルールが異なりますが、一般的には以下のような形態があります。

・定年後、一定期間を経て再就職する制度
・年齢を問わず、定年退職後も継続して働くことができる制度
・アルバイトや契約社員として再就職する制度

ただし、再雇用制度は企業によって適用条件が異なるため、必ずしもすべての企業で適用されるわけではありません。また、制度を利用するためには、定年までの勤務期間や職務成績など、企業が定めた条件を満たす必要があります。

再雇用制度のメリット

1. 社会とのつながりを維持できる
定年退職後も、同じ職場で働くことができるため、社会とのつながりを維持し、孤立することを避けることができます。

2. 職場での経験を生かせる
定年退職後も、同じ職場で働くことができるため、長年の経験、知識、技術を活かすことができます。また、年輩の方には、多くの歴史や伝統がある企業であれば、歴史や伝統を引き継ぐこともできます。

3. 収入を得られる
再雇用で働くことで、定年退職後に収入を得ることができます。定年退職後に生活費が不足して不安な気持ちを感じる人もいると思いますが、再雇用制度により、生活の安定化や、趣味や旅行などにも余裕を持って楽しむことができます。

以上のようなメリットがありますが、再雇用制度には給与や勤務形態などの条件が明確でない場合もありますので、詳しくは病院などの医療機関などのHPや求人情報を確認することをおすすめします。

再雇用制度を利用する際の注意点とは

・賃金を確認する
再雇用制度では、定年退職後に再雇用された場合でも、賃金や待遇等については新たに再雇用者としての条件が定められます。そのため、再雇用前には、再雇用制度の詳細についてや再雇用に必要な条件、賃金、待遇などについて再雇用先の企業と十分な確認を行うことが重要です。また、再雇用契約書についても、必ず読み、理解、確認し、自分が再雇用期間中に約束事を遵守しなければいけないということを認識しましょう。

・雇用条件を確認する
再雇用制度では、再雇用された人が正社員として雇用される場合と、契約社員として雇用される場合があります。また、再雇用契約の期間や更新条件については、基本的には1年ごとの契約社員になることもあります。ただし、正社員と同等の待遇や制度が適用されることもあるので、求人情報や企業の再雇用制度については事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

医療福祉業界での再雇用制度は、高齢化社会の進展に伴い、人材不足が深刻化する中で、働き手を確保するために導入されています。

今後も、高齢者の需要が増加することで、医療福祉業界における人材不足は解消されることはなく、再雇用制度はますます重要性を増すと考えられます。また、人材不足が進む中で、経験やスキルをもつ退職者の再雇用は、企業にとっても大きなメリットがあることから、今後も再雇用制度が一層拡大していくと予想されます。
ただし、再雇用制度には退職後に再雇用されることが前提となりますが、退職後に別の職種で働いていたり、自己研鑽によりスキルアップを図っている場合は、再雇用されることができないという課題もあります。そのため、業界全体で教育・研修機会の充実や、労働市場の再生など、さまざまな施策が必要となるでしょう。