【看護師の転職に役立つ情報をお届け】年間休日に関する注意事項とは

転職就職を考える上で、年間休日は皆様気になるかと思います。働く方にとって自分のライフスタイルや希望する働き方にあった転職就職を選ぶことが大切であり年間休日はその指標となります。そんな皆様へ今回は年間休日についてと注意事項についてお話していきます。

「年間休日」とは、１年間における休日の総数のことを指します。労働法の規定では、週休二日制度が実施されている場合、法定の有給休暇を除いて年間休日が120日以上でなければなりません。ただし、職種や業界によって異なる場合があります。また、就業先によっては年間休日を法定基準以上に設定している場合もあります。

具体的な数字は厚生労働省の調査によって異なりますが、一般的には以下のような割合とされています。

・年間休日125日以上：医療介護業界全体の約30％
・年間休日120日～124日：医療介護業界全体の約20％
・年間休日110日～119日：医療介護業界全体の約25％
・年間休日105日～109日：医療介護業界全体の約15％
・年間休日100日以下：医療介護業界全体の約10％

ただし、仕事内容や雇用形態によっても異なるため、一概には言えません。また、近年は働き方改革の動きが強くなっており、年間休日120日以上を目指す病院・クリニックや有料老人ホーム・デーサービスなどの介護施設も増えています。

暦などによっても異なりますが、1ヵ月の平均にすると下記の通りです。
・125日：1か月あたり10.4日
・120日：1か月あたり10日
・110日：1か月あたり9.2日
・105日：1か月あたり8.8日
・100日：1か月あたり8.3日

・求人情報サイトの検索条件に「年間休日数120日以上」と指定する。
・看護師・介護士などの医療介護業界に特化した求人情報サイトを利用する。こういったサイトでは、年間休日数が明示されている場合が多いです。
・高知県の求人情報誌や新聞の求人広告で、年間休日数が明示されている求人を探す。

例えば、年間休日数120以上で、福利厚生が充実している求人など。自分に合った条件を設定して検索してみましょう。

1. 実際の休日数が募集要項と異なる場合がある
求人募集要項に年間休日数が記載されていたとしても、実際の休日数は異なる場合があります。応募前に正確な休日数を確認することが重要です。

2. 休日に関するルールや条件がある場合がある
年間休日数が多くても、休日に関するルールや条件が厳しい場合があります。例えば、休日出勤が義務付けられたり、特定の曜日は必ず出勤しなければならない場合があります。求人募集要項に記載があるか、面接で確認することが大切です。

3. 残業や仕事量が多くて休日が取りにくい場合がある
年間休日数が多い場合でも、残業や仕事量が多いと休日を取ることが難しくなる場合があります。応募前に業務内容や労働環境を詳しく聞いておくことが大切です。

4. 年間休日数は全てが有給休暇ではない場合がある
年間休日数が多いからといって、全てが有給休暇とは限りません。代休や特別休暇が含まれる場合がありますので、確認することが必要です。

5. 年間休日数が多くても、自分に合わない場合がある
年間休日数が多くても、週末や祝日に休めない場合や、希望の休みがとれない場合は、自分に合わないと感じることがあるかもしれません。応募前に自分に合った働き方を考えることも大切です。

年間休日の多い職場に勤務することで、仕事とプライベートのバランスがとりやすく、ストレスを軽減することができます。ただし、実際の休日数が求人募集要項と異なる場合や、休日数が多い代わりに労働時間や給与条件が不利になっている場合もあるため、注意が必要するようにしましょう。

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