高知|株式会社メディカルサポート|会社ロゴ
 088-802-6911
(受付時間:平日 9:00~18:00)
キープ
電話受付
メニュー
 

 

COLUMN
コラム

【看護師の転職に役立つ情報をお届け】看護師の退職の手順と意外としらない?確認すべき書類等とは

看護師の退職の手順と意外としらない?確認すべき書類等とは

看護師は、生涯に1度以上は退職することがある職業です。看護師には年齢層に応じたキャリアプランがあり、ワークライフバランスを重視するためや、専門分野の変化に対応するため、あるいは家庭の事情などにより、一度は退職することが多いです。今回はそんな皆様に向けて、看護師の退職の手順と、意外としらない退職後に確認すべき書類等についてご説明致します。
看護師の退職の手順と意外としらない?確認すべき書類等とは

看護師の退職手順について

step1 退職の意思を伝える
会社や施設の管理部署に退職の意思を伝えます。これにより、退職の手続きが始まります。

step2. 退職届を提出する
退職の理由や退職日などを記載した退職届を提出します。提出する期限や方法は、勤務先によって異なる場合があります。

step3. 残業や休日勤務などの調整
退職する前に、残業や休日勤務などの調整を行い、未払いの勤務時間がある場合は、給与として支払われます。

step4. 退職手続きの確認
退職手続きが完了する前に、会社や施設の管理部署と確認し、全ての手続きが完了していることを確認します。

step5. 返金物の返却
会社や施設の所有物(制服、携帯電話、パソコンなど)を返却します。管理部署によって異なる場合があります。

step6. 退職手当や退職金の受け取り
勤務年数や契約件数によって異なりますが、退職手当や退職金が支払われる場合があります。支払い方法や手続きに関する詳細は、会社の制度によって異なります。

退職前のきちんと行うべきこととは

退職前に有給休暇の消化や、退職前の残業や業務の処理などを進めておくことで、不利益になることを回避することができます。以下に具体的な進め方を示します。

・有給消化
退職前に可能な限り有給休暇を消化しましょう。労働基準法によって、有給休暇は退職日までに全て消化するように求められています。もし全ての有給休暇を消化できない場合は、残りの有給休暇分については退職金として支払われることが一般的ですが、会社によって異なる場合もあります。

・残業や業務の処理
退職前に、残業や業務の処理をきちんと行いましょう。業務が残っていると、後任者や同僚に迷惑をかけることになります。また、退職後も会社や施設のイメージを損ねることになりかねません。自分が担当している業務をきちんと次の担当者に引き継ぐことが大切です。

以上のように、退職前に十分な準備をしておくことで、自分にとってまた雇用側の不利益な状況を回避することができます。また、会社や施設のルールや規定を確認し、適切な手続きを行うことも忘れずに行いましょう。

退職手続きの際に必要によって受け取るべき書類

・退職証明書
退職者本人が記名押印し、雇用側が発行する退職の証明書。退職証明書は、退職後の就職活動や社会保険や年金などの手続きで必要になる場合があります。例えば、新しい会社に転職する際に入社前提条件として提示されることがあります。また、退職証明書には雇用期間や業務内容、役職などが記載されているため、就職活動中に自己PRする際にも有効な資料となります。年金や社会保険の手続きでも、保険期間や企業年金の加入期間などを証明するために必要となります。

・離職票
離職する際に法律で取得が義務づけられた労働者の待遇状況や退職理由などが記載された書類。離職票には、雇用保険加入期間の情報が含まれているため、失業保険の受給に必要な書類となります。

・雇用保険受給資格者証明書
保険の転出先へ提出する書類で、雇用保険受給資格者証明書が必要になることがあります。

・所得税関係書類
源泉徴収票や給与所得者異動告知書、扶養控除等申告書などの所得税関係書類です。個人が納税する際や次回の職場での年末調整、融資や契約などの手続きに必要になります。

・社会保険資格喪失証明書
就職先や新しい健康保険の加入など、社会保険関係の手続きで必要になる場合があります。具体的には、退職後に次の職場で健康保険に加入する場合や、自営業を始める場合に健康保険に加入する際に提出が必要となります。また、国民年金や厚生年金の受給手続きや、医療費控除の申請などでも必要になる場合があります。

まとめ

退職届の提出や給与・手当の精算、業務の引継ぎ、後輩や新人へのアドバイスや教育など、やるべきことが多いので看護師が退職を行う場合、手続きや引継ぎ業務などで一定の労力と準備期間が必要になります。退職にはリスクもあります。失業期間が長引いたり、新しい職場での不満があったりする場合もありますので、慎重に判断することが重要です。
高知県に特化した医療介護職分野の人材紹介である『メディカルサポート』までお気軽にご相談くださいませ。