【高知県の看護師求人について】高知県の男性看護師の需要が高い求人とは

日本における男性看護師の割合は、2021年現在『約6％』程度と低いとされています。しかし、これまでの数年間で増加傾向にあり、その中でも男性看護師の求められる現場や分野が多数ございます。今回は男性看護師の転職や求人情報についてご説明をさせて頂きます。是非就職転職の参考になれれば幸いです。

『男性看護師の人数推移』
令和2年厚生労働省の衛生行政報告調査結果によると男性看護師(保健師含め)の推移は下記の通りです。

H22(2012年)　4.4%(77526人)
H24(2014年)　4.7%(87199人)
H26(2016年)　5.1%(97781人)
H28(2018年)　5.8%(118284人)
H30(2020年)　6.1%(126689人)

令和２年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況

この8年間で約5万人の男性看護師(保健師含め)が増え1.7%増加しております。
ただし准看護師については約3万人ほど減少しており、1％減少傾向にありますが、女性も同様となります。

2021年時点での高知県の看護師数は、厚生労働省が発表した「看護師等就業者数調査結果」によると、
約12,200人となっています。そのうち約6％が男性看護師として考えられると、7320人となります。

『男性看護師の平均年収』

＜全国平均＞約518万円(男性)/約496万円(女性)
＜高知県＞ 約431万円(男性)/約437万円(女性)　

物価など全国平均としては、乖離があるものの医療職以外の他の職種と比較しても男性看護師の年収は中旬程度もしくはそれ以上であることが分かります。また働く先が複数あることから、男性看護師は様々な職場で活躍することができます。さらに給料の安定だけではなく雇用の安定もありメリットがあると言えるでしょう。

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

男性看護師の主な職場は、以下のような病院や施設が挙げられます。

・手術室
・救急外来・ICU（集中治療室）・CCU（冠状動脈監視）
・精神科
・脳神経外科
・整形外科
・リハビリテーション科
・泌尿器科
・性病科
・男性専用クリニック(AGAなど)
・人工透析内科
・老人介護施設など(介護が必要な患者さんのケアが必要な職場)

男性患者の中には、女性看護師に身体を触られることに抵抗を感じる方もいます。そこで、男性看護師がいることで、男性患者のプライバシーを保護することができます。また上記のような職場は、身体的にも精神的にも負荷が高いものです。特に、大きな体型の患者さんの体位変換や介護や移動なども全て力が必要です。男性看護師がいることで、このような体力的な対応にも対応できます。男性看護師の中にも体力に自信がない人や、精神的なケアに興味がある人もいます。そのため、やり個人差があります。

法律上、男性看護師が活躍することがNGとされている就業場所はありません。男女平等が基本的人権の一つとされており、男性が看護師として活躍することに制限はありません。ただし、一部の文化的な価値観や性別役割分担が強い職場において、男性看護師の活躍に対して配慮が必要な場合があります。

1. 医療需要の増大
高知県でも少子高齢化が進んでおり、医療ニーズが増加しています。このため、今後も男性看護師の需要は高まる可能性があります。

2. 労働環境の改善
近年、男性看護師の社会進出が進んでおり、今後は男性看護師の受け入れ環境が改善されることが期待されます。

3. 地域差
高知県に限らず、日本全国において男性看護師の割合はまだまだ少ないため、その需要に対応した求人が増加する可能性があります。

高知県においても男性看護師の需要は今後高まることが予想されます。ただ男性看護師としてご勤務したい場所で応募する不安やどのようにして希望する転職先が見つけられるかなど、様々な悩みを持たれている男性看護師さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

高知県に特化した当社『メディカルサポート』は男性看護師での提案実績も多数ございます！キャリアドバイザーが親身になって対応させて頂きますので、お仕事相談だけでも現在お勤め中の方や転職就職を検討している方含め、お気軽にご連絡をお待ちしております。