【内視鏡室で働く看護師について】内視鏡室で働く看護師とは

内視鏡と聞くと、「特殊な機械の取り扱いや」「未経験で応募できるのか」「検査が忙しそう」など様々な不安など、その実態について把握されていない看護師の方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな内視鏡で働く看護師について詳しく説明をさせて頂きます。これから内視鏡看護師を目指したい方や就職転職のご参考になれれば幸いです。

内視鏡とは、人体に直接人体にチューブを入れて検査や処置を行う機械のことを指します。
内視鏡検査とは、チューブの先端に小型カメラ大腸などを観察する検査です。基本は直径約1cmですが、観察する場所によってはそれ管の大きさも異なります。

内視鏡検査業務は2パターンに分けられております。
・上部検査(胃カメラ)：口もしくは鼻から挿入し、上部消化管（咽頭、食道、胃、十二指腸）の観察を行う検査
・下部検査(大腸カメラ)：肛門から挿入し、大腸・小腸を観察する検査

検査は午前が上部、午後が下部など曜日によっても分かれております。検査状況を確認するようにしましょう！

参考資料：内視鏡検査
国立がん研究センター 中央病院

内視鏡看護師の業務内容ですが、病院・クリニックによって対象となる患者の治療範囲なども異なりますので一概には言えませんが、一般的な業務は下記の通りです。

・感染症対策(スコープなどの医療機器の準備・内視鏡装置の消毒・管理や消毒薬の濃度管理)
・医師の診察介助、処置前後の説明観察記録、処置中の介助、鎮静患者のリカバリー室での安静解除、誘導案内
・その他、患者の全体的なケアやそのご家族への説明

内視鏡で働く職員は、医師・看護師をはじめ臨床工学技士・放射線技師・臨床検査技士、看護助手、薬剤師など、様々な職種の方が活躍しておりチーム医療の現場となります、それぞれ業務役割がありますが、患者が不安にならないように一連の流れの業務を全体的にスムーズな検査ができるような動きなど看護師は、臨機応変な役割を求められます。また患者への精神的含めたサポートも看護師の大きな役割となります。

◇内視鏡専門クリニック求人
近年クリニックによっても内視鏡専門クリニックなどもございます。胃カメラ・大腸カメラ専門の内視鏡専門クリニックが多く、日帰りで検査を受けられるメリットなどもありあります。また患者の負担も少なく、急患患者も発生しないことから内視鏡専門で勤務を行いたい看護師には人気の求人です。

◇消化器系クリニック求人
消化器系のクリニックにも内視鏡検査がございます。他の科目で内科・胃腸科・外科と同じ科目に該当しているクリニックも多くございます。クリニックによっては、午前や午後や曜日が決まっておりますので内視鏡件数が少ないクリニックの場合経験が詰めず外来業務のみの場合もございますので、求人応募する際には件数など含めチェックを行うようにしましょう。またクリニック求人はパート募集もよくございますのでパート希望の看護師にはオススメです。

◇大学病院・総合病院の内視鏡室・内視鏡センター求人
大学病院・総合病院の内視鏡室や内視鏡センターは主に緊急性が高い為、緊急内視鏡検査など緊急治療を行う体制を整えております。消化器系領域で、状態が悪い患者などの対応も24時間体制でおこなっている医療機関が多い特徴です。夜勤などもございますので身体の負担なども含め、勤務時間など確認した上で求人に応募するようにしましょう。

◇検診センター求人
法定健診から人間ドックなど病気の予防や早期発見などに努めている、検診センターでも採血・心電図などの一般的な検診検査業務のほかに、内視鏡検査なども行っております。ただ内視鏡室との兼任などもございますので求人応募の際はチェックするようにしましょう。

今回は、内視鏡で働く看護師についてご説明をさせて頂きました。
およそ日本人の2人に1人が、がんになる時代。特に「胃がん」「大腸がん」などの消化器疾患の死亡率は高く男女共に上位を占めております。そんな中で、早期予防早期改善という意味でも内視鏡検査が今後も益々ニーズがあり、社会的必要度の高い検査業務の一つである内視鏡看護師として活躍してみてはいかがでしょうか。

高知県に特化した『メディカルサポート』は、転職就職求人の内視鏡求人も多数ご用意しております。
内視鏡求人はなかなか見つけにくい希少求人ではございますので、転職会社の活用をおすすめしております！あなたの理想のお仕事を現実のお仕事にすべく、当社キャリアアドバイザーが誠心誠意対応に努めさせて頂きますのでお気軽にご連絡下さいませ♪