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COLUMN
コラム

【透析で働く看護師について】透析での看護師の役立つ資格

透析での看護師の役立つ資格

日本の透析患者数は年々増加しており、2021年末の調査結果によると透析患者数は約35万人に達していると言われております。とても専門性が高い透析分野だからこそ、今回はそんな透析の現場で活用できる資格についてご紹介をさせて頂きます。
透析での看護師の役立つ資格

透析認定看護師

透析看護認定看護師とは、透析療法を受ける患者に、安全かつ安楽な透析治療の管理を保証しつつ長期療養生活におけるセルフケア支援を提供する認定資格となります。人工透析だけではなく、透析導入前の患者さまと家族への生活相談や治療法の選択など円滑な透析看護に取り組むことや、各医療スタッフの連携を円滑に進めるための役割なども担っている、透析看護のエキスパートであり、透析看護認定看護師は目指すべき資格と言えるでしょう。

●受験資格
1)看護師資格を取得したのち、看護師としての実務研修が通算5年以上(うち3年以上は透析看護分野)が必要。
2)5例以上の透析患者を担当していることが、専門の教育課程に入学する上で必要。

認定看護師について
透析認定看護師

慢性腎臓病療養指導看護師(旧透析療法指導看護師)について

2003年3月末頃にできた比較的新しい資格となり、透析のスペシャリストとして人工透析を行いつつ、患者やその家族に対して、透析療法の説明や日常生活習慣の改善などを総合的に行う看護師です。

現在は「透析療法指導看護師」→「慢性腎臓病療養指導看護師」に名称が変更しております。人工透析に至る慢性腎臓病での専門領域ではありますので、非常におすすめな資格です。


●受験資格
1)日本国の看護師の免許を有すること(准看護師は不可)
2)日本腎不全看護学会正会員歴が通算して 3 年以上あること
3)慢性腎臓病看護領域実務経験が、年度末(8 月 31 日)の時点で通算 3 年以上あること
4)看護実務経験が、年度末(8 月 31 日)の時点で通算 5 年以上あること(慢性腎臓病看護領域実務経験 3年以上を含む)
5)慢性腎臓病領域の看護実践に関する事例報告を 1 事例提出すること
6)認定ポイントを 30 ポイント以上取得していること

‣参考資料:日本腎不全看護学会 
慢性腎臓病療養指導看護師(CKDLN)

慢性腎臓病療養指導看護師(旧透析療法指導看護師)について

腹膜透析認定指導看護師

日本腹膜透析医学会が認定している腹膜透析治療の分野に看護師資格となります。 腹膜透析に対する不安など、患者や家族に寄り添った指導サポートを行います。血液透析が、週に3回程度医療機関に通い透析を行うのに対し、腹膜透析は患者さんが主体となって透析をして頂く為、自宅や職場でも行う事が出来る透析療法となります。その必要性は非常に高く、腹膜透析認定指導看護師は資格をしておいた方がよい資格と言えるでしょう。

●受験資格
1)看護師・准看護師であり、研修受講時に日本腹膜透析医学会の 正会員であること。
2)腹膜透析教育研修医療機関の研修を修了し、 「認定可」の評価を得ること。
3)腹膜透析基礎セミナー:年2回開催のうち1回を受講すること。

‣参考資料
日本腹膜透析医学会
腹膜透析認定指導看護師

まとめ

今回は、透析での看護師の役立つ資格についてご紹介をさせて頂きました。色々と役立つ資格はあるものの受験資格を揃えるのにハードルが高いのもありますが、しっかりと事前準備をして学習することができれば十分狙える資格となります。また近年、透析患者の高齢化が進んでいることから、透析に関わる技術者の需要はこれから益々求められてくる時代です。透析に関する資格を取得することで知識技術経験を磨きたい看護師の方がいらっしゃいまっしたら、是非一度資格を取得されてみてはいかがでしょうか。

まとめ
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